ゆずの会について
ABOUT US
ゆずの会とは
「地方議員ゆずの会」は、高知県内の市町村議員が政党を超えて集まる勉強会です。
自治体の垣根を超えて、世代や性別、政党や政治姿勢に限らず、地方議員がより学び、力を積み上げていくことを目的としています。
名称の「ゆず」は高知県を代表する特産品であり、地域に根ざした議員グループとしての想いが込められています。
設立の背景
2017年、高知県大川村で「議員のなり手不足」が深刻化し、村議会を廃止して「村民総会」への移行が検討されました。
この全国的に注目を集めた問題をきっかけに、有志の市町村議員が「地方議員としてより学び、力を積み上げていく必要がある」との認識から議論を開始。その後「ゆずの会」として正式に発足しました。
議会の存続自体が危ぶまれた危機から生まれた、高知県独自の議員連携モデルです。
活動内容
2〜3ヶ月に1回程度、高知県自治会館などで勉強会を開催しています。
メンバー議員による政策報告、外部講師を招いた講演、グループワークなど、実践的な学びの場を提供。県議会各会派との意見交換も積極的に行い、市町村レベルの課題を県政に反映させる回路を構築しています。
「ファクトとエビデンス(事実や証言、証拠)をもとに議論する」姿勢を大切にしています。
組織概要
| 正式名称 | 地方議員ゆずの会 |
|---|---|
| 設立時期 | 2017年 |
| 代表者 | 佐竹敏彦(中土佐町議会議員) |
| 対象 | 高知県内の市町村議員 |
| 活動拠点 | 高知県自治会館(高知市)ほか |
| 開催頻度 | 2〜3ヶ月に1回程度 |
重点課題
ゆずの会では、高知県が直面する以下の課題に重点的に取り組んでいます。
少子化対策
結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援、産後ケアの充実
若者定住促進
若年人口減少への歯止め、定住環境整備、Uターン・Iターン支援
中山間地域振興
集落維持の仕組みづくり、高知県特有の地域課題解決
女性が住みたいまちづくり
ジェンダー視点を取り入れた政策立案、働きやすい環境整備
